腸内細菌①

院内に飾ってあるポスターは、
腸内細菌の電子顕微鏡写真です。


人間は雑食動物で、
魚、獣肉、植物の葉・実・茎・根、
発酵食品、果物、お菓子…など
あらゆるものを食べるようになりました。

人の腸の消化細胞だけは
それらの複雑な組織の食品を
消化吸収することが難しいため、
腸の中に様々な細菌に棲んでもらい
消化を助けています。

人間は多種類の細菌たちと共生するようになった為、
腸の長さを短くする事に成功しました。

そこで余った血液を脳にまわし、
脳をどんどん大きくすることができたのです。

腸内細菌がいなければ、
私たちの脳は小さいままで
今のような高度で文化的な生活は
出来なかったでしょう。

つまり、脳が大きくなれたのは
腸内細菌のおかげなのです。