子供が虫歯になるのは?
2021.03.29更新
こんにちは
今回は母子感染について。
虫歯の原因菌(ミュータンス菌)は、
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には
いない事が確認されています
では、なぜ子供は虫歯になってしまうのでしょうか??
歯が生える頃から次第に
感染者が増加します。
そこで虫歯は感染症であると
考えられるようになってきたのです。
虫歯菌がお母さんなどの
身近な大人からうつってしまう(母子感染)からです
ミュータンス菌の量が多いお母さんと、
お子さんが同じスプーンを使用して
食事をすると、
ミュータンス菌に感染しやすくなります
他にも
大人が噛んだものを与えたり、
愛情表現のキスをしたりする事も
感染につながります
お母さんに治療していない虫歯があると
余計にミュータンス菌が増加しますので
早めに治療をしましょう
乳歯が生えてくる、
1年半から2歳前後の時期が
特に感染しやすいので要注意です!!
この時期に、虫歯菌の感染が少なかった子は
その後も虫歯菌は少なく、
虫歯になりにくいようです
ただ、神経質になりすぎて
お子さんとのスキンシップが減ってしまっては
かわいそうなので、、、
まずはお父さん、お母さん達が
歯の治療を済ませて
毎日丁寧にケアしていれば
虫歯菌をうつす心配も減り、
実際にお子さんの虫歯の数が減った
という報告もあります
大切なお子さんの歯の為にも
ご自身の歯もしっかりケアしていきましょう